
オヤブジラミ
(中)華南鶴風セリ科

オヤブジラミの花
オヤブジラミの花期は5月頃です。
7月頃に開花するヤブジラミより早くに開花します。
ヤブジラミの花は真っ白ですが、オヤブジラミの花は
花びらの先の方が若干ピンク色になります。

花が咲く前はピンク色に見えます。

花の縁はピンクがかっています
オヤブジラミの葉っぱ色々
オヤブジラミは春の3月頃の芽吹きの頃と
5月の成長してからの葉っぱでは
形が全然異なります。
もう本当に困ります。
「これがおなじ植物か?」と思えるほど。
そして色も様々です。
大体成熟してくると、緑の葉っぱに
赤味がさしてくるものですが。




オヤブジラミの実
花の下には実がついています。
花が落ちたら実になります。
実にはトゲが出ており、
この様子がシラミに似ているのでしょう。
これが人の衣服にくっついたりします。

先端が赤いのがわかりますか

葉っぱや茎まで赤味がかっているものやら
オヤブジラミの実は成熟すると、トゲの先端が赤くなります。
花も先っぽが赤いですし、
葉っぱも赤っぽくなったりします。
赤いのが「オヤブジラミ」
緑なのが「ヤブジラミ」です。
少なくとも図鑑にはそう書いてあります。
ところが自然はそうセオリー通りにはいかない。
成熟すると確かに赤くなりますが、
成熟しない若い頃は
写真下のように青々としていたりするのです。


オヤブジラミとヤブジラミ
一番わかりやすい違い。それは実の柄の長さです。
実のつく柄が長いのが、オヤブジラミです。
実がばらけて見えます。
シャクと間違えないように
3月頃に芽を出すセリ科の植物として、
「シャク」があります。
このシャクとオヤブジラミは大体似たような時期に芽を出します。
しかも瓜二つ。
これが一番間違えやすいと思います。
本当にわからない。
でも4月になるとわかりますよ。
シャクは驚異的なスピードで1mくらいまで成長するのに、
ヤブジラミはせいぜい50cm程度にしか伸びませんから。
花が咲いたら完全にわかります。

これは「シャク」の葉っぱですけれども似てますね。
オヤブジラミの生息地
低地・山地の半日陰のような所や、まばらな光の所
結構どこでも生えています。
